LINEを活用した自治会町内会支援サービス「デジ町町内会LINE」が、横浜市との連携でデジタル化を推進

2024年11月、当社は横浜市と「自治会町内会DX応援事業」に関する連携協定を締結いたしました。本協定は、地域コミュニティの活性化と持続可能な町内会・自治会運営の実現に向けて、LINEを活用した支援ツール「デジ町町内会LINE」の導入・展開を促進することを目的としています。

詳しくは、横浜市の公式ページをご覧ください。

取り組みの背景

現在、全国的に自治会や町内会では以下のような課題が深刻化しています。

  • 担い手の高齢化・不足
  • 加入率の低下
  • アナログな情報伝達手段(紙の回覧板・掲示板)
  • 災害時の迅速な情報共有体制の脆弱性

横浜市では、これらの課題を解決するため、LINEなどの身近なツールを活用し、地域活動のDXを支援する取り組み「自治会町内会DX応援事業」を推進しています。


デジ町町内会LINEとは?

「デジ町町内会LINE」は、誰もが使い慣れたLINEアプリ上で、自治会や町内会の運営・情報発信を支援するサービスです。特別なアプリのダウンロードは不要で、自治会町内会に加入する住民は誰でも簡単に参加できます。


住民メニュー(地域の皆さま向け)

自治会・町内会に加入している住民が、LINE上で簡単に情報を受け取れるメニューです。

  • デジタル回覧板:LINEオープンチャットを利用して匿名で情報を閲覧できます。プライバシー保護を重視し、閲覧専用の同意認証で安心。
  • スケジュール予定表:自治会・町内会の行事予定が簡単に確認でき、参加のきっかけづくりにも。
  • キャッシュレス集金:スマホで会費や寄付金の非対面集金が可能。業務負担を減らし、会計の透明性も向上します。
  • 町内会ルール:町内会のルールを住民がいつでも確認できる機能です。新しく加入した方も、役員に問い合わせることなく、ルールを簡単に把握できます。

役員メニュー(町内会・自治会役員向け)

役員が住民に対して情報を発信・管理できるメニューです。紙での回覧や掲示を削減し、業務効率化を図ります。

  • 集金管理:キャッシュレス決済と現金払いの両方を一元管理。未払い世帯を簡単に把握でき、支払い済みの世帯や支払い方法も確認できます。
  • 世帯名簿管理:町内の世帯情報をデジタル管理し、役員間で共有可能。住民の情報を安全に管理し、スムーズな運営を支援。
  • 町内会運営ルール:役員向けの町内会運営ルールをLINEでいつでも確認可能。ルールの引き継ぎが簡単になり、新任役員の負担を軽減。
  • スケジュール予定表:町内会用と役員用のスケジュールを分けて管理可能。役員のみが閲覧できる予定表で、イベントの把握や運営がスムーズに。

デジ町防災LINE(防災支援機能)

迷わず『行動』に起こせる仕組み、LINEを活用した防災支援サービス


避難場所検索

現在地から半径3km圏内の避難場所を近い順に表示(災害種別ごとに)地図アプリと連動して避難経路を確認


安否発信

安否メッセージと現在地情報を発信 (LINE友だち及びお使いのSNSから不特定多数の方へ)


防犯機能

家族や職場など、コミュニティに向けてメッセージや現在地情報とともにお知らせ・共有ができる


横浜市との連携内容

本協定のもと、横浜市では市内の自治会・町内会に向けて、デジ町町内会LINEの活用を提案・サポートする体制を整えています。

2025年1、2月には、市内で説明会や展示相談会を開催。町内会役員や市民の方々から多くの反響をいただき、無料トライアルの申込も多数寄せられました。


お問い合わせ・導入相談はこちらから

「デジ町町内会LINE」にご興味のある自治体関係者様・町内会様は、お気軽にお問い合わせください。


関連リンク

  • 横浜市「自治会町内会DX応援事業」公式ページ
  • プレスリリース(PR TIMES掲載)